麻生山(ソクシンラン)2009年05月24日


 
 雨の中、どこかの国の首相と同じ名前の麻生山(小富士山)から的場山まで縦走してみることにしました。麻生八幡の裏手空地に車を留めた頃より本降りとなり。傘を差しての山散歩となりました。登山口から山頂までは藪もなく快適に登れました。

麻生八幡宮

登山口
 

途中の行場

役行者石仏
 途中にクサリの下がった行場と石仏がありますが、雨のためパスし、普通の道を上りました。

山頂の寺跡

山頂石仏
 山頂には無住の寺と四国八十八番の石仏があります。

山頂展望

的場山方面
 山頂からは南に展望が開けるのですがあいにくの雨で霞んでおり視界は不良でした。西にこれから向う的場山方面がよく見えます。ここからは下草が雨に濡れており、Gパンで来たおかげでズボンが重くなりあまり快適ではない雨中の藪山となりました。雑草となった数少ないランであるネジバナが多く、ウツギも満開でした。

ネジバナ

ウツギ
 普通に見られるカズラ2種類もちょうど満開であちこちに混在して見られました。

スイカズラ

テイカカズラ

的場山山頂にはテレビ塔があり、展望は優れていますが、山頂にテレビ塔などを持つ他の山と同じ様に三角点が見つかりませんでした。帰ってインターネットを見ると、テレビ塔敷地内のコンクリート基礎にあるとのことで、近くに寄れないなら同じようなものですが、結局探せず帰路につきました。700mm程度のズームで撮ると姫路城が間近に見えました。


山頂テレビ塔

山頂より姫路城(望遠)
 帰りはソクシンランが多く、マクロで撮影してみました。ソクシンは、「即身」ではなく「束心」で葉っぱの間から花茎が出ることより付いた名前のようです。ランであってもユリ科の植物です。帰りにはクスノキの花も間近に見えました。帰りは雨も上がり、多少乾きつつあるGパンで車を運転して帰路に着きました。

ソクシンラン

クスノキ
 

地図

<一覧ページへ>