氷ノ山(ブナの紅葉)2008年10月18日


 
 18日に嫁さんの鳥取の実家に農作業の手伝いに行くことになり、その前に氷ノ山の紅葉と朝日を見ようと思い、前日の8時30分に自宅を出発し、氷ノ山スキー場に向いました。10時過ぎに到着し、車の中で仮眠をとり、4時半に出発し、氷ノ山越えより朝日が出るまでの登頂を目指しました。
  鹿が多く車走行中及び登山中に4匹ほど出会いましたが、鈴とライトのおかげで熊とは出会わずに済みました。
  氷ノ山越えも周囲真っ暗で、氷ノ山もなにもライトを消せば足元まで見えない状態でした。

真っ暗な氷ノ山越え

誰もいない避難小屋
 尾根筋を歩いていると多少明るくなり、氷ノ山の稜線が見えるようになりました。登山口から1.5時間で6時には頂上に着き、日の出を待ちましたが、避難小屋に1名男性が宿泊されており、鈴の音に気付かれたか出てこられました。氷ノ山山頂の看板の上に月が出、なかなか良い景色でした。

夜明けの氷ノ山

山頂看板と月
 6時14分定刻に(あたりまえか)日の出となりました。多少地平線周辺にガスがありましたが、美しく太陽が登りました。蜂伏高原方面も夜が明けたようですが、標高差300mでも蜂伏山はかなり低く見えました。

蜂伏山方面の夜明け

氷ノ山山頂の日の出
 三の丸方面は夜が明けてみると一面ブナの紅葉で季節的にもちょうど良かったようです。展望台方面より見ると頂上避難小屋も美しく見えました。

三の丸方面の紅葉

早朝の山頂避難小屋
 帰り道に北側を見ると陣鉢山から扇の山方面も一面の紅葉でした。

氷ノ山越え・陣鉢山・扇の山方面

登山路横の紅葉
 セン谷コース分岐も幟は真っ暗で何も見えませんでしたが、辺りは紅葉真っ盛りでした。セン谷は下りに使うには滑落の危険性があるため、氷ノ山越え経由で下ることにしました。右方面は蜂伏高原方面が多少近くなってきました。

セン谷道出会

蜂伏高原方面
 ブナの紅葉はこんな感じで真っ赤ではありませんが、風情のあるいい色だと思います。氷ノ山越えでは、夫婦が休憩中でした。

ブナの紅葉

氷ノ山越え避難小屋
 峠のお地蔵さまも、いつも変らぬ姿ですが、早朝で多少すがすがしく見え増した。避難小屋より氷ノ山を見て下山にかかりました。

峠の地蔵さん

避難小屋と氷ノ山
 杉林と雑木林交互の山道をひたすら下ると、春米・キャンプ場の分岐につきます。春米のほうに下るとさざれ石(溶岩中の溶岩礫か?)の横を通ります。

春米(つくよね)キャンプ場分岐

さざれ石
 登りはじめは何も見えなかった登山口に看板があり、4.4kmと書いてありました。4.5kmを1.5時間ならまあ普通のペースでしょうか下りは1時間でした。登山口周辺に氷ノ山霊水があり、のども渇いていませんでしたが多少味見し、実家に農作業手伝いに向いました。
  景色の良い、ちょっと緊張する楽しい山散歩でした。

登山口の看板

氷ノ山霊水
 氷ノ山越えからの登山路地図は下図です。

地図

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