論鶴羽山 (ナルトサワギク) 2007年2月4日


 例年のように2月に入ると、水仙を見がてら論鶴羽山に向いました。9時の開門に合わせると混雑もなく、スムーズに駐車場に入れます。今年は暖冬のせいか、水仙の花付もよく。時期的にも満開でした。
黒岩水仙郷

黒岩水仙郷
 ちょっと南淡町に引っ返し、狭い道を上ったところが駐車スペースとなります。今日は先客がおり、ちょっと黒岩集落側に登ったところに駐車しました。ここで、今まで見たことのないキク科の植物がありました。生えているところから栽培種とも思えず、また図鑑では記憶が無いため写真を撮り家に帰ってからインターネットで検索するとナルトサワギクでした。毒のあるやっかいな雑草と聞いていたのですが見るのは初めてで、2月にしてはきれいな花でした。登山口に前回来た時に生育していた絶滅危惧種サカキカズラが林道拡幅のため無くなっていました。建設業者・発注者とも知っていたのでしょうか。

丁目地蔵

薬師五輪塔
 3登山口看板より登り始めます。常緑樫類の乾燥しているがちょっと薄暗い林の中の登山路ですが、丁石代りの地蔵様や石仏もあり、ほどほどの傾斜の道(表参道)を登ります。。
諭鶴羽神社鳥居

論鶴羽神社
 1時間弱で林道を横切り、論鶴羽神社に到着します。登った日は、帽子・ヤッケまでそろえた四国の山登りグループが約40名休憩していました。今頃ここで休憩しているとは早く来たものです。
  神社横より山頂を目指します。
  山頂の石造りお堂

山頂からの展望
 頂上には前回と同じく東屋と石製の構造物と一等三角点があります。2月にしては暖かい日で海もかすんでいました。ちょっと林道を歩いてから帰路につきました。
  下に今回の地図を示します。

地図
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